オペラ座のすべて
映画「パリ・オペラ座のすべて」を観に行ってきました。
フランスの国王ルイ14世が創り上げ、
今も最高峰に君臨し続けている世界最古のバレエ団、パリ・オペラ座。
その素顔が84日間の密着取材で映画になりました。
以前、パリに訪れたとき、閉館日で入れなかったオペラ座。
外観だけでも、堂々として美しかったけど、
一体その中はどうなってるんだろう・・・
そこで踊る人達を観てみたい!
と、足が向きましたが、
結果、ほんとーに素晴らしかった。
様々なバレエの舞台を観てきましたが、
その舞台までの道のりを見れるのです。
臨場感と迫力は、この映画ならではです。
クラシックバレエから、コンテンポラリーバレエまで
何種類もの演目の風景を、練習~舞台本番まで
まるで、同じ空間にいるかのような迫力でつづられます。
その卓越した体には、隅々まで鍛え抜かれた筋肉が。
人間、こんなとこまで筋肉がつくの?
ここまで体が動くの?
と驚かずにはいられないほど、優美で強くしなやか。
そして、何より関心したのは、
バレエを続けるための入念な体の管理。
40歳で定年を迎える彼らが、いかに質の高いダンスを
続けていけるか。
踊る前のストレッチもさることながら、
「できないものは、できない。」とマネージャーなどと
徹底的に話す姿勢。
何でも受け入れることはせず、自分の選択でやっていく。
これからも踊っていくために、プロとしての自己管理力の高さを
垣間見ました。
そこに関わるスタッッフ全てが
オペラザの舞台を支えています。
衣装の布を染めるところから、
食事に、メイクに、かつらに、舞台装置、劇場の掃除にいたるまで。
どれをとってもプロ集団の集まりで、
これが、この人達の人生なんだなぁ、、、と
改め、積重ねていくことの大切さを感じます。
そして、この映画のポイントは、
ドキュメンタリーでありながら、一つも解説がないこと。
ただただ、そのリアルな練習風景を、
ダンサーと、コーチのやり取りを、
打合せの風景を写しだしています。
映画の中でも、こんなことを言っていましたが
「その踊りを見て、何を感じるかは観客なの、
あなたが、答えを出さなくていいのよ。」
まさに、この映画も観る人の立場によって
全然見方が違ってくるんだろう。
そう思います。
私は、詳しいことは分かりませんが、
ただただ、美しい舞台を見ていたこれまでより
バレエが、なぜ美しくいて、
こんなにも強いと感じるのかという気持ちに
少し近づけたような気がします。
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